ふたりぼっち その2

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「お前には失望したよ」
母親は冷たく言い放った。
「力が及ばないどころか、試験を受けすらもしないとは…」
父親は震える手で煙草をふかし、背を向けた。

『この恩知らず』

机の上で眠りからめざめた紗和は、背を起こし、露を払うように目をこすった。
喧騒がやまない。
こんな授業風景を、かつての少女は信じなかったろう。
最後の親心として、名もない大学へ娘を進め、授業料を払う代わりに縁を断ち切った親たち。
そこまで態度を変えるとは思わなかった。
今は弟が、少女と同じ轍を踏んでいるのだろうか。
彼らから離れて暮らし始め、はや季節はひと巡りしていた。

ホットパンツの後ろを引き上げ、尾骨を隠しながら、
紗和は手の甲で欠伸を殺す。
ちらりちらりと、そこを覗かれているのがわかったから。

この学校では、肩まであるさらりとした黒髪は珍しい。
華奢でいながらも、頬や顎にまろみを残し、少し上背のある彼女は、
どのような格好でも背伸びをした少女に映る。
知り合いのコンパには必ずと言っていいほど呼ばれ、
世間に疎い彼女は、言葉巧みな男のするままになることもあった。
朦朧とした頭で、桜色に染まるシーツを見た朝は、
自宅の番号をかける途中の電話を握り、嗚咽をもらした。

講義室の後方からは、室内がよく見渡せた。
木机が柔らかな日差しで真っ白に輝く。
桜の花びらが窓辺の席についている。
携帯で話をする者、ネイルアートに集中する者…。
その中の幾人にも素肌を晒し、唇を許した。
しかし、紗和が愉悦に浸れたのは、ただの一度。
その日を忘れる事はない。

ふと、講義室の扉が静かに開いた。
その扉が紗和以外の手で優しく開くのは、稀なことだった。
部屋の隅の、空気が変わる。

小型の液晶から目をはなし、半身をそらせて後ろを振り向き、
彼らの目はそれを追いかけた。
後ろ髪がうなじまでを隠し、横髪は頬に垂れている。
薄緑のブラウスに艶めく髪を遊ばせて、その女性は辺りを見渡した。
凛々しい瞳が何かをみつけ、ふっくらした唇が和らぐ。
ジーンズに包まれた脚が近づくのを見て、紗和は目を見張った。
歩く様は絵になった。
きしっと音がして、“彼女”は紗和の隣に腰をおろす。

なぜ、ここに。…なぜ、わたしに。
紗和は黒目がちな瞳を歪め、女を訝しんだ。
“女”は紗和のノートに、さらりと文を記す。

ひ さ し ぶ り ね 。

心臓の音が、耳の裏で響く。
紗和は横目で女を窺った。
きめの細かい肌に、鼻筋の通った理想的な眉線。
人形か、西洋の美姫を思わせる。
その顔が自分へ向き、わずかに笑窪を作ると、紗和は顔を伏せた。

か わ い く な っ た わ

彼女は左手で文字を綴り、別の手で少女の背中を撫でる。
書道の手本のような、繊細でいながらしっかりとした文字だった。
「ど…どうして」
紗和は自分の脚を見つめながら呟いた。
「わたし、あなたに何かした?」
“女”は静かに首をふる。

貴方が可愛いから

また文字が綴られる。
この人は口が利けないのだろうか。紗和は思った。
「わたしは…そんなに可愛くない。あなたくらい綺麗な女の人とは…」

そういった瞬間。
“女”は確かに息を呑んだ。
そしてふっと破顔し、黙り込んでしまう。
何分が経ったろう。

―――“女”じゃないわ。
紗和ははじめ、その言葉がどこから発せられたのか分からなかった。
薄桃色の唇と呼応する、女にしては落ち着きすぎた低音。

教授の言葉が、木々のざわめきより遠く聞こえる。
類稀な美貌の持ち主は、細い少女の手首を掴み、下方へと導いた。
すらりとした膨らみの間、ジーンズに手が重ねられる。
あってはならない硬さが、紗和の手のひらを突き上げた。
美人を見たら男と思え。
そんな言葉が、不意に頭をよぎる。
「貴方を見ている時だけは、男の部分を隠せなくなるの」
“彼女”はそういいながら、ジーンズの留め金を外してみせた。

「…ぁ… …あ… ……うそ…!」
紗和は目を覆い、しかし見開き、絶句していた。
自分よりも綺麗で、理知的だというのに。
いいにおいを漂わせて、大和撫子と言うべき物腰なのに。
そこから覗いたものは、今まで見たどんな物よりも激しく猛っている。
「気持ち悪い?…こんな人間」
女が笑いかける紗和は、ひどく狼狽しているようだった。
(な、何考えてるの!こんな所で!!)
周囲に目を巡らせ、机に肘を張って『それ』を隠そうとする。
教授はこちらを向く事がないし、他の生徒も何かに没頭していた。
しかし、いつ見つかるかわからない。
少なくとも二人より後ろの席にいれば、簡単に気付いてしまう。

「じゃあ、貴方が隠してみて」
女は紗和の顎に指をかけ、自分の目に向かい合わせた。
つつっと親指をすべらせ、唇の端をなぞる。
「この小さなお口で」
鮮やかな眉はつりあがり、双眸がきつく少女を捉えている。
本気だ、と紗和は理解した。
なぜそこまでするのかはわからないが、自暴自棄と言ってもいい。
どれほど女らしかろうと、この人間も男だ。
逆らえばどうなるか、紗和は薄々わかっていた。
「……っ変態…!」
眉間に皺をよせ、吐き捨てるように呟く。
“男”は開き直ったような溜め息をついた。

男は、心臓が張り裂けそうな興奮を覚えていた。
カツラを被り、女の服を着て、香水をつける。
そうした女の振りもその一因ではあった。
人のたまる教室で、春先の寒気の中、下半身をくつろげている事も。
だが、下穿きに隙間を空けると漂う己自信の男臭さ、
それを紗和も嗅いでいると思うと、何より胸が激しく疼く。
ぞくぞくした。
出来るなら、今すぐ少女の下穿きを剥ぎ、羞恥に赤らむ肢体を嬲りたい。
少女の、耳にかかった髪をかき上げる仕草に見とれる。
席ひとつぶん体をずらし、猫のように体をうつぶせる様は、
幼い日に見た朝焼けのように、眼孔の裏に焼き付いた。
これほどまでに心臓が高鳴り、肩の痛いほど耳後ろが脈打つなど、
彼の短い人生では経験がなかった。

紗和は頭をもたげ、今一度あたりを確認する。
いっそ止めてほしい…そういった気持ちもなくはなかったが、
幸か不幸か、まだ誰も異変に気付く者はいない。
ちらりと上を見上げると、家畜に芸を仕込むような傲慢な目があった。
仕方なく、腕立てのように体を沈ませる。
髪が机に隠れるまで下がると、すぐ前に血管の浮き出た怒張が見えた。
少女は異臭にくふっと咽る。
急かすように、そっと頭を押さえる手があった。
(これ…嫌いなのに)
眼前で見る地虫のような異物は、血管を浮き立たせて不気味この上ない。
しかも恐る恐る手で掴んでみると、とんでもなく熱かった。
紗和は自分の体で、これほど熱いものを知らない。
(こんなの口にいれて…いやだ…)

男は椅子の座部に手をつき、ゆっくりと息を吸う。
少女の指は冷たく、また柔らかくて、恐る恐る触れるかどうかの
際どい手つきが絶妙だった。
荒い息がそれに混ざって吹きつけられ、ぬるま湯を注がれているようだ。
血流がさらに細緻に巡りだす。
ちろちろと舌の先だけを出して舐める姿が愛らしい。
だがその視線は定まらず、見えるはずもない周囲を何度も窺おうとする。
罠にはまった子リスが、ハイエナに怯えるように。
息苦しさとは別に、小鼻からもれる少女の息は荒ぶっていく。
等しくそれは、腰を、肺を通り、男の気を詰まらせていった。
薄紫にレースを重ねたキャミソールが揺れる。
隙間から覗く腰は、いつかの日見たよりも造形美にあふれ、
幼児体系ゆえ時に折り重なる柔肉は、逆に少女を大人びてみせた。

どうしてわたし…こんな事してるんだろ…こんな変な男に
堅い幹にそって舌を這わせながら、紗和は鼻頭に皺をよせた。
相手の膝にかけた手に力を込める。
今までに出した事のない粘度の唾液をまぶしながら、
舌でごつごつした岩肌を舐りつづけた。
彼女のふっくらとした頬といい顎といい、至る所が濡れ光り、
今更やめてもどうしようもないのだが、周囲の事ばかり気になった。
「気持ちいいわ。そこの出っ張り、舐めてみて…」
やや顎を上げ気味にしながら、男が優しく語りかける。
その恍惚の表情まで完璧で、紗和は奥歯を噛んだ。

何分が経ったろう。
一きわ大きな唾液が零れ落ち、紗和が慌てて口を閉じたころ。
彼女の下腹部に、突如振動が起こった。
目を白黒させて跳ね起きようとする少女を、男は軽く制する。
紗和がポケットに入れた携帯へ、メールが送られていた。
『すごい事するんだね。お嬢』
血の気が引く、ということを、紗和は実感した。
背筋が急に冷たくなっていく。
「どうしよう…ばれてる…!」
室内を見回してみても、誰とも目が合わない。
だが、確実に誰かに見られてしまったのだろう。
「舐めてるだけじゃ隠せないもの。もっと深くしないと」

少女は、今さら抵抗しても…と眉を垂れる。
だがその直前にみせた眼は、それだけで男の射精感を煽った。
かわいらしいこと。
男は紗和の頬にかかった髪を撫で上げ、ゆっくりと背を反らす。

少女は唇を尖らせ、できる限り口を開いて熱さを飲みこんだ。
並み外れた質量に映るそれは、やはり中ほどで舌の付け根を詰まらせる。
う゛っという声と共に、虚ろな眼が苦渋を取り戻し、きつく閉じられた。

不自然な格好で、すでに紗和の息は上がっている。
口腔の粘膜で怒張を押しくるみ、じっと息を整えた。
あのメールの主には、自分がどう映っているのか。
隆起を深く咥え込んだまま、少女はかすかに舌を動かしはじめる。
意識を向けなければわからない程。
だがそれは、静電気が起きる前のように、男の表皮よりやや内面を泡立てた。
目立つ抽送が叶わないため、じゅくじゅくと唾液を混ぜて唇と舌を蠢かす。
まるで咀嚼するように。
嫌いな人参を不服そうに食むような表情は、微笑ましく、
羞恥に怯える舌遣いや腰つきは、男を満たした。

少女の頭に血が上る。
獣のように腹ばいになり、男の言うままに舌を穢している。
世界が低く、常に他者が上から覗いている錯覚にとらわれた。
――わたしはこんな事をする人間じゃない
支えの腕が感覚を失い、ねじった腰が痛む。
口の中がぬるく、どろどろになっていく。鼻も効かない。
中の堅いものがまた大きさを増したようだ。
――でも、じゃあどんな人間なの
口を離し、息を吸っても肺の重さがとれない。粘土の様に。
――少なくとも、これよりはましな筈だ。
――こんな、女のふりをする男よりは。

男は励ますように紗和の髪をなで、背中をさすった。
汗をかいたか、どちらもぐっしょりと濡れている。
室内には、未だまどろっこしい倦怠感が漂っていた。
少女のねっとりとした口戯を思わせる。
こちらの痴態を密かに愉しんでいる者もいるようだ。
「もっと、動いてみて」
男は震える声で囁く。
粘っこい舐りのため射精には至らないが、腰といい足裏といい、
下半身のすべてが逆毛立つようにこそばゆく、
知らぬうちに消耗していた。
少女が返事代わりに首を起こし、とろんとした視線をよこす。
開いた口から銀色の糸が伸び、千切れてジーンズに泡を作った。

顎が疲れて、頭もいたい。
濁った声の出しすぎで喉が渇いた。
恥ずかしくて顔が赤く、熱を持っている。
苦味も不安も不快感も薄れ、ただ言われたとおりにしておきたい。
――何も変わっていない。わたしには自我がない
言われたままに、枕へ沈み込むように頭を下げた。
皮を歯に掛けながら、ぐいぐいと喉の奥に迎え入れる。
最奥の粘膜がへこんだ時、急に男が何か小さな悲鳴を上げた。
「…! ごめんなさい」
痛かったのかと急いで引き抜く紗和に、男ははにかむ。
「あ、気持ちいいの。ちょっとびっくりして」
突然勢いよく全体を飲み込まれたため、危うく叫ぶところだった。
紗和が不思議そうな目で見ている。

驚いていた、そんな事もあるのか。
相手の人間的な反応に、少し紗和は平静を取り戻す。
先端を舌ですばやく舐めると、彼はまた脚を強張らせた。
唾液にまみれた袋をこねても、口に手を当てて声を殺す。
可愛い所もある、少女は悪戯っぽい笑みを浮かべた。

どうして彼は、女のふりなどしているんだろう。
裏筋に舌を這わせながら、紗和は考えた。
――ひょっとして、自我が強いって事なのかな。
人の目を気にする自分なら、真似は出来ないだろう。

少女のような声を漏らす“女”を改めて見つめる。
相手が大きく見えた気がした。

「さ、紗和ちゃん…も、もういい…い…いかせてちょうだい」
弓のように背をしならせた男が、歯を食いしばって囁く。
いつの間にか立場が逆転してじっとりと焦らされ続け、
先走りの汁がはちきれたように零れて、叫びだしそうだった。
椅子が揺れる。
周囲に気付かれないようにするのも限界だ。
けして上手くはない奉仕だが、反応を窺うのに長けた娘だった。
「そう…じゃ、一ついいかな」
唾液を啜りながら口を離し、紗和が呟いた。
袋ごと根元を握っており、有無を言わせない状態だ。
男は目尻を赤くし、柳眉を寄せて頷く。
「あなたのせいで、わたしはひとりぼっちになったのよ。
だから……」

少女は、お互いの息がかかるほどに身を寄せた。
その腰は、甘たるく露に潤んでいる。
久しぶりだった。

――おかしな奴だけど、この人となら…

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